筆算では、一の位から始めて右から左へ足していきます。繰り上がりを書いておけるからです。頭の中にはそれを書く場所がありません。まさにそのせいで、筆算のやり方は暗算では難しくなります。繰り上がりと途中までの答えを、同時に覚えておかなければならないのです。
暗算では逆に、上の位から足します。
67 + 58:67 + 50 = 117、117 + 8 = 125
1つ目の数はそのままにして、それに2つ目の数の十の位の分を足します。次に、残った一の位を足します。2ステップで、どちらのステップでも覚えておくのは数1つだけです。
答えのおおよその大きさは、最初のステップですぐにわかります。67 + 50で117になった時点で、答えが100を超えるのは確実です。筆算のやり方では最後になるまでそれがわからないので、いちばん上の位での間違いに気づかないことがあります。
3桁の数でも同じやり方が使えます。ステップが1つ増えるだけで、百の位、十の位、一の位の順に足します。練習では2桁の数を使い、ステップごとに答えを入力します。