2桁の数どうしのかけ算は、分けてかける方法と同じやり方で、もう一方の数が大きくなるだけです。一方の数を十の位と一の位に分け、それぞれの部分にもう一方の数をそのままかけます。
23 × 47 = 20 × 47 + 3 × 47 = 940 + 141 = 1081
大事なのは、両方ではなく片方の数だけを分けることです。そうすれば部分は4つではなく2つで、どちらもすでにおなじみの計算です。きりのいい数と2桁の数のかけ算、そして1桁の数と2桁の数のかけ算です。
どちらを分ければよいでしょうか。一の位が小さいほうです。そのほうが一の位の部分が簡単になるからです。23 × 47なら、47ではなく23を分けます。
一方の数がきりのいい数に近いなら、丸める方法のほうが速く済みます。48 × 23は50 × 23 − 2 × 23として計算するとよいでしょう。また、一方が偶数でもう一方の一の位が5なら、半分と2倍を見てください。
最後の足し算には上の位から足す方法を使いましょう。こうすれば計算全体が、すでに一つずつ身につけたことだけで組み立てられます。
2桁の数どうしのかけ算は、ここで練習する中でいちばん難しい計算です。近道は、そこまで長く計算しなくて済む特別な場合のための速いルートです。一方の数を十の位と一の位に分け、もう一方の数をそれぞれの部分に別々にかけられるようになれば、どんな2桁の数どうしでも暗算でかけられます。近道が使えない組み合わせでも同じです。