どんな数も1桁にまとめられます。各位の数字を足し、1桁になるまでそれを繰り返します。47なら4 + 7 = 11、さらに1 + 1 = 2です。
この確かめ方の要は、1桁にまとめても足し算やかけ算の関係が崩れないことです。元の数で計算が正しければ、1桁にまとめた数でも正しくなるはずです。
47 × 23 = 1081 → 2 × 5 = 10 → 1、1081 → 1。一致します。
この2つが一致しなければ、答えには必ず間違いがあります。確かめ自体は簡単です。計算はすべて1桁の数で済むからです。
ただし、万能ではありません。この確かめ方は間違いを見つけますが、正しいことを証明するものではありません。間違った答えがたまたま同じ1桁になることがあり、特によくあるのが数字の入れ替わりです。1081も1801も1になるので、この間違いは九去法では見つかりません。
だからこそ、答えの概算と組み合わせて使います。概算で答えが正しいあたりにあるかがわかり、九去法で大きさの変わらない小さな間違いの多くが見つかります。
同じ数字の和は倍数の見分け方にも出てきます。そこでは9で割り切れるかどうかを調べるのに使います。
練習では計算済みの式が出て、4つの数を1桁にします。かけ算の2つの数、1桁にした2つの数の積、そして答えです。最後の2つは同じになるはずで、それを確かめることが九去法のすべてです。